運動すること、そして行動することが大切!

 

冷えから体を守るためには「体を冷やす食べ物は食べない」「お腹を冷やさないように毛糸のパンツを履く」といった、外側からのケアはもちろん大切ですが、今の女性たちに一番足りていないのは「運動」ではないかと思います。

 

慢性的な運動不足に陥っている人が多いのです。運動不足によって、血液循環が悪くなり、冷えが進んでいるようです。

 

私の友人は、10年間不妊治療を続けていてなかなか授からなかったのですが、マウンテンバイクに乗ってサイクリングを始めて、ヨガもやり始めてから赤ちゃんに恵まれました。

 

リズミカルな運動は血液循環を良くしてくれますし、運動によって「セロトニン」という、自己肯定して安心できる神経伝達物質が増えてきますので、心の状態も安定します。妊娠中も適度な運動をすることによって、血行を良くして筋力をつけていくことによって、体もゆるんできて、安産につながります。

 

妊娠を望んでいるのになかなか授からないという方の中には、「こんなに悩んでいるのに」「真面目に考えているのになぜ」、という思いの方もいらっしゃいますが、思い悩むよりも、まず行動するということの方が大事な面もあるのです。

 

「いずれ授かりたい。今は運動不足にならないように、ふた駅分は歩こう」と決めて行動する。こうした具体的な行動が功を奏していく様子を、私のクラスに参加してくださる方々から教えていただきました。運動によって生命力がアップしていくのです