体の冷えに気づいていない女性が多い

 

健康的な妊娠、出産、育児へつなげていくためのサポートをしている助産師が、最近の女性の生活の仕方について心配しているのが「冷え」の問題だそうです。

 

「体を冷やす生活」が日常的になってしまっているため、一般の女性たちが思っている以上に、体は冷えており、冷えのケアについて意識が足りないとのこと。

 

たとえば、食後にコーヒーを飲む習慣。食後に限らず、1日に何杯もコーヒーを飲んでいる方は多いと思います。一杯飲んだだけでは気が付かないかもしれませんが、コーヒーは体を冷やす飲み物です。コーヒーなどの南国で採れるものは、暑い地域で暮らす人たちの体を冷ます効果があるからです。南国のフルーツは体を冷やすので注意が必要です。

 

したがって、コーヒーに限らず、さとうきび、パパイヤ、パイナップルなど南国特産のフルーツ、スイカやキュウリなどの夏が旬の作物は、体を冷やしてしまいます。

 

冷房などの発達していなかった時代であれば、熱い夏に自然に体を冷やしてくれることで理にかなっていましたが、現代は夏場でも冷えに対して注意が必要な時代。ましてや、寒い冬にこのような「陰」(体を冷やす系)の食べ物を摂ることはおすすめできません。

 

病気のお見舞いにパッションフルーツなどを持っていくのは「もっと体を冷やしてください」というようなもの。もっと気をつけてもいいのではないでしょうか。